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ファーランサックリンジュニア 戦績 動画 父親 高山勝成 初防衛戦 [スポーツ]

2015年4月22日、

プロボクシングIBF世界ミニマム級王者・高山勝成選手の

初防衛戦が大阪府立体育会館で行われます。

対戦相手は同級9位の

ファーラン・サックリン・ジュニア選手(タイ)です。

(ファーラン・サックリリンJrと表記されることもあるようです。)




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昨年(2014年)8月9日、

同王座の3度目の防衛とWBO同級王座をかけて

フランシスコ・ロドリゲス・ジュニア選手(メキシコ)と

敵地メキシコ・モンテレイで対戦した高山選手。



3回にスリップ気味ながらダウンを奪われ、

敵地ということもあり、接戦のように見えましたが

中差~大差の判定で敗れました。



これまでWBA、WBCの同級王座を獲得している高山選手は

この試合に勝利すればWBO王座も獲得することになり、

主要4団体制覇が期待されましたが、惜しくもなりませんでした。



しかし、ロドリゲス選手が王座返上したことより、

昨年大晦日、復帰戦でIBF・WBO世界ミニマム級の

王座決定戦を大平剛選手を行い、これに勝利。

見事、主要4団体制覇を達成しました。



今年(2015年)に入りWBO王座を返上。

IBF王座の初防衛をかけてこの日リングに上がります。



対戦相手のファーラン選手は1993年生まれの21歳。

31歳の高山選手とは10歳違いです。

これまでの戦績は31戦27勝(15KO)3敗1分です。

(ファーラン選手の父親も元ボクサーで、

今回かけられるタイトル、IBF世界ミニマム級の元世界王者です。)



ファーラン・サックリン・ジュニア選手の戦績
試合日 対戦相手 対戦相手の国籍 対戦相手の戦績 試合結果 備考
2015-02-20長田瞬志日本10-12-212回判定勝ちIBFアジアライトフライ級タイトルマッチ
2014-12-12Armando dela Cruz-24-13-312回判定勝ち-
2014-10-17Da-Won Suh-3-3-16回判定勝ち-
2014-09-10福原辰弥日本13-4-48回引き分け-
2014-06-20Domi Nenokeba-11-17-16回判定勝ち-
2014-04-06井上拓真日本1-0-08回判定負け-
2013-12-31宮崎亮日本20-0-33回KO勝ち-
2013-08-16Wilber Andogan-9-11-48回判定勝ち-
2013-06-21Samuel Tehuayo-16-16-26回判定勝ち-
2013-05-17Kid Suryana-10-7-02回TKO勝ち-
2013-04-19Madit Sada-7-11-08回判定勝ち-
2013-02-15Demsi Manufoe-6-2-01回TKO勝ち-
2012-12-26Namphol Sithsaithong-2-3-02回TKO勝ち-
2012-11-16Pranpa Maehongson Sportcenter-デビュー戦4回TKO勝ち-
2012-10-19Yodpichai Sithsaithong-7-6-08回判定負け-
2012-08-17Den Sithsaithong-1-2-02回TKO勝ち-
2012-06-27Namphol Sithsaithong-2-2-06回判定勝ち-
2012-04-20Yodkhunpol Sithmahachol-デビュー戦8回KO勝ち-
2012-03-16Nimithra Sithsaithong-1-0-06回判定勝ち-
2012-01-10Den Sithsaithong-デビュー戦6回判定勝ち-
2011-10-26Chatchai Sithsaithong-1-4-02回TKO勝ち-
2011-08-19Fahsang Or Benjamad-デビュー戦4回KO勝ち-
2011-07-19Yuthtajak Sithsaithong-デビュー戦2回KO勝ち-
2011-06-17Veerasak Chor Chu-anan-デビュー戦1回KO勝ち-
2011-05-20Daen Porthong-gym-デビュー戦KO勝ち(ラウンド数不明)-
2011-04-11Nampol Por Thitima-デビュー戦4回判定勝ち-
2011-02-16Seangpetch Sor Phisanuthep-デビュー戦4回判定勝ち-
2011-01-21Chatchai Sithsaithong-1-3-04回TKO勝ち-
2010-12-17Samartlek Kokietgym-1-1-04回判定負け-
2010-10-15Prabpram Sithsaithong-デビュー戦2回KO勝ち-
2010-09-17Wisanlek Sithsaithong-デビュー戦1回TKO勝ち-


対戦相手の戦績はその当時のものです。
数字は[勝ち-負け-引き分け]の数となります。



2010年9月にデビューしたファーラン選手は、

2011年、2012年と年間8試合を戦うハイペースで

キャリアを積んでいきます。



強豪との対戦はありませんでしたが、

一気に注目を浴びたのは2013年の大晦日。

WBA世界ミニマム級タイトルを返上し二階級制覇を狙う

宮崎亮選手のライトフライ級での初戦の相手として来日。

宮崎選手の調整不足もありましたが見事な3回KO勝利をおさめました。



次戦でも井上拓真選手の2戦目の相手として来日。

この試合では8回判定で敗れました。



その後、タイで再起し、IBFアジアライトフライ級王座を獲得。

(どの試合で王座を獲得したのかは不明です。)



直近の試合では、長田瞬志選手を相手に

同王座のタイトルマッチを行い、フルマークで判定勝ちしています。



これまでのキャリアを考えると、高山選手優位の予想になると思います。

しかしファーラン選手は宮崎選手との試合のように、

型にはまるとものすごい力を発揮するものと思われます。



まだ21歳と若いこともあり、初の世界戦でのプレッシャーよりも

怖いもの知らずの気持ちが勝った場合には、

プラスアルファの力を発揮するかもしれません。



父親がエリック・チャベス選手から世界タイトルを奪ったのは

1990年2月22日でした。

以後、7度防衛する名王者となり、王座陥落後も返り咲きをめざし

37歳まで現役を続けられました。

2005年4月5日、ムハンマド・ラクマン選手の持つ世界タイトルに挑み、

バッティングによる3回負傷引き分けに終わった現役最後の試合は、

同じくIBF世界ミニマム級の世界タイトルマッチでした。



ファーラン選手はKO率こそ高くないものの、

KO決着した試合は序盤で決めていることが多いです。



ここ数戦、エンジンのかかりが悪い高山選手としては、

立ち上がりには注意が必要かと思われます。



奇しくもファーラン選手は上述のロドリゲス選手と同い年。

今度は高山選手がキャリアの差を見せつけるのか。

それともファーラン選手が親子で世界王者となるのか。

その戦いが注目されます。



宮崎選手との対戦動画はこちら。





長田選手との対戦動画はこちら。



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