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ニュージーランド 交通安全 CM [社会]

ニュージーランド交通局が作成した交通安全のCM。

そのリアルな描写が話題になっているようです。



2015年4月10日、日本の警視庁交通局より、

交通事故による今年の年累計死者数が1,000人を超えたとの

情報が発表されました。

記事によると

付別統計の残っている昭和45年以降、最も遅いペースである

とのことですが、依然、大きな問題であることは確かです。




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警視庁でも、交通事故減少のため、様々な取り組みを行っており、

車両の走行速度と交通事故の関係をまとめた資料などを

公表しています。



http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotu/sokudo_sisin/sokudo_sisin.htm



この資料によると、

規制速度を超過した交通事故は全事故の3.2%であるものの、

死亡率は規制速度超過なしの事故の16倍にもなっており、

致死率が高いことが統計として表れています。



ここ10年、取締件数の増加とともに死亡者数は減少していますが、

取締件数が増える=規制速度超過のドライバーが多い

という事実には変わりなく、ドライバーの自主的な

危機意識の向上にはつながっていない可能性もあります。



そんな中、冒頭で記したニュージーランド交通局が

作成した交通安全のCM。

このCMにはドライバーに危機意識を持たせるだけの

十分なリアリティ感があるように思います。



日本語の字幕をつけて公開されている動画がありましたので

紹介します。





事故が起こる寸前で一旦時間が止まり、

当事者となるドライバー同士が話をしています。

この動画のとおり、悔やんでも取り返しがつかないのですよね。



日本でも、違反したドライバーを取り締まるという

事後対応による交通事故抑止に加え、

ドライバー自身に危機意識を持ってもらえるような

事前対応による交通事故抑止にも、

交通安全対策の一環として取り組んでいただければと思いました。
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